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ひび

ひび

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​日々の気づきにおける映像表現「ひび」

本制作物はショートムービー3本1作品の映像作品である。日々の生活に入るヒビに焦点を当てた作品であり、「ヒビ」とは、日常の「日々」と、物質や心身・人間関係などに生じた細かい割れ目や故障、不和などの亀裂を指す「ヒビ」の二つの意味を持つ。

非日常を描いたものではなく、日常に存在しつつも無意識に追いやられてしまう対象化されるべき日常に着眼した。主論文が思考を用いた「生」に関する表現物であるのに対し、副制作は感覚を用いた「死」に関する表現物である。人が感銘を感じる2つの要素と、芸術の本質であると考える生死の真実性を描いた。

展示方法として、「見たいときに見ることができないこともある」「見ようと思えばよく見ることができる」とし、展示物の形態を日毎変化させる。

レースや紗幕を用いて見づらい時、何も用いらない見やすい時、何もない時がある。

 

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