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シカイ

たったこれっぽっちの人生だけれど

この時間の中で悟ってきた事が沢山ある

幼い頃の自分からは とても想像できないくらいの 沢山の経験と

それに伴う努力と覚悟と運が必要である という理を知って

いらない経験もしたけれど

その辛さも ほんの少しだけれど 喉元過ぎると熱さ忘れる

なんとか生きていけることを知っている

だって今生きてるし

人と話している時 同じものを見ているはずなのに

お互いに抱えているものが違いすぎて

見えている視界の広さが 違っていたりするの

見たくないものまで見えていたり

それを見なかった振りできたりできなかったり

見えていても気にしないでいられたりいられなかったり

気づかないという幸運に 最後まで恵まれたり恵まれなかったりは

その人の運なんだろうなぁ

逆算すると

もっともっと 私はこれから大人になる

もっともっと知って 余裕ができて

私は大人になるはず

うまくいけば 今の3倍は生きるだろう

だからこれっぽっちの「今まで」は まだまだ未熟なのだけれど

それでも精一杯の「今まで」だから

それなりに考慮して頂かないと ね

私だって 見えているものが違うのは百も承知だもの

年齢にしても 生き方にしても

人それぞれ 見えるものはそりゃ変わるよ

私はまだまだで

その分余裕はないけれど

その分まだキラキラしていて

今を精一杯楽しんで味わって生きなきゃって 改めて思う

どうせ生きてるんだし

まぁ、いつだってそう言えちゃうんだけどね

生きている限り 上を向いている限り

いつだって貴重な時間なはずなんだよ

「若い内の時間は貴重だ」なんて言われるけれど

あなただって、今のこの時間は貴重なはずよ

成長する気が ある限りね

自分から望んで手放した訳じゃないにしても

無駄にして良い時間なんてなかったはず

真っ黒だから見たくないけど

それでも見えない記憶の時間が もったいなくて 愛おしい

なんでも吸収できたはずの

一番伸びるであろうあの時期に

私は毎日死んで過ごしていて

そうさせた人たちが憎いし そうなった自分が情けないし

悔しい

だからってどうもしなくて 今更どうしようとも思わないし

言われるであろう慰めの言葉も 自分に言いつくしてるし

本当 今更どうしようもなさすぎてどうってことないのだけれど

たまには良いでしょ?って 考えてみた

あの時期を除いて

私はいつだって 振り返った時に「うらやましい」って思えるような生活を送っている

今の時間の過ごし方だって

後から思い返したら「話の時の私○○に充実できててうらやましい」って思うはず

だっていつだって何かしらに全力なんだもの

その羨ましさをもっと強くするため

もっと「今」の時間の過ごし方について 考えようっと

そう思いました

まる


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