「流砂ゑ堕つ」 観劇 感激
野生児童Wプロデュース企画「流砂ゑ堕つ」/近松門左衛門
「日本のシェイクスピア」と謳われているだけある、人間の内側を実によく表現した設定の凝った作品でした…
舞台の感想は、一言でもう、完璧でした。
現代版のリメイクも、役者の技量も熱量も、音響も、照明も、舞台構成も、演出全て、全てが本当に完璧でした。 あんなに全てが全て素晴らしく100点満点の舞台って、本当に珍しいんじゃなかろうか。
ツイッターでも思わずダラダラ感想書かせて頂いたのですが 本当の本当にすごくって あんなに集中して熱中して何か作品を見たのって久しぶりで それが演劇なのが嬉しくって
観ている最中、ずっと拳を握って下唇噛んで前のめりになって声上げそうになるのを我慢して少しでも見逃さないように瞬きと涙を我慢して食い入るように見ていました 本当の本当に全力で観劇してた・・・!
普段は作品鑑賞中って、いろいろ雑念?が出てしまうのですよ これはこうなってるのかな
こうしているのかな
こう考えているのかな
私だったら
これってこの時のこれに似ているな
これと関係しているのかな
これを伝えたいのかな
自分の今のこの感情はこういう効果があるな
この作品はこういった方向でとても価値があるな・・・etc
只でさえ色々と難しく考えてしまう性格な分、
自分も制作側だったりする分、
作り手の意図や鑑賞している自分自身への影響を色々と分析してしまう癖があるのです そのせいで普段あまり純粋に作品を楽しめなかったりもするのです・・・が・・・が!!!
本当の本当に夢中で観れたのです 夢中で観てしまったのです 自分自身の概念が混入する隙なんて、本当にわずかでした わずかと言っても2回です たった2回 いつもはメモを取っておきたいくらい頻繁で複雑なのに思い返してもしっかりと覚えています 「あ、仁さんだ!」「(生歌の演出があって)この人歌手もやっているのかな?」 この二つだけです 実は前のお席の方が背高くてずっと首傾けていたのですが、それも 忘れてしまうほどの集中力でした・・・!(首痛い)
同じ芝居作品でも、映画と違って演劇で見る必要性があると感じた作品でした。 演劇芸術の必要性と価値をしっかりと感じた作品。 私がお芝居始めたのってこういう事だと思い出させてくれる作品でした。
本当に、本当に良かったです。 夢中になれた。惹き込まれた。 気持ち良かった。 すごくすごく疲れました。
叫びたい気持ちやら、叫べない気持ちやら、 観ている側の気持ちや、上演しているあの世界でのあの人たちの気持ち全て そういうのひっくるめて、すごく現実的でした。 あの世界はとてもとても現実的でした。
何かもう苦しくってもがいて叫びたくてもなんて言葉にすれば良いのかわからなくて声にならなくて そんな流砂に堕ちていくお話
タイトルセンスも演出も素敵かよ。。。
あと個人的には照明さんがとても良かったです センス良すぎ 私が世間知らずなだけなんだろうけど、 こんな効果があったのか!って
思い返すと驚きの連続でした
私が今まで上演しててクソ気持ち良いなって感じた作品の傾向って こう、人間的すぎて気持ち悪くなるようなお話なんですよね そして複雑で繊細すぎて 集中して観ないと訳わかんないような そんなごちゃごちゃしたお話。。。
こんな上質な演劇見るの久しぶりっていう自分自身にも悔しかったです ちゃんともっとしっかり 質の良いものを観なくては 関わらなくては 全然自分への刺激や影響が全然違う 同じお金と時間かけた分、自分への見返りがでかい ちゃんと上を向いて頑張ろうって思いました しばらくなぁなぁになってたけど 自分なんかがって思うけど 自分のこと信じて 上を向いて それに見合う自分に、自分自身でしていこうって思いました
私見に行ったの初日だよ??? 千秋楽かよって熱量だったよ???? 本当の千秋楽どんだけだったの?????
すごく良かったです 本当、みんなにも観てもらいたかった と言うかもう一度観に行きたかった
これからオーデションや公演チェックしていきます
今度はもっとすばやく皆さんにオススメをお伝えできるよう、脳内処理早くするぞ〜〜〜
観てるこっちがこれだけ体力使ったんだから、役者さんたちはもっともっともっと相当体力使ったはずです 上演期間短くてもだもだしましたが、1日2回公演なのもすごいよ 小劇場なのに全然小劇場の規模じゃなくって会場全体パンクしそうなほど濃厚でした 小劇場だったからこそのあの熱量なんだなって だからそれこそ映画とか遠い席とかじゃなくて良かった
関係者さん 本当にお疲れさまです 次回作も楽しみにしています
あのねすっごい涙流しっぱですごかったです 観劇後、興奮しすぎてうまく喋れませんでした 一度バイバイして慌てて戻ってお写真撮って頂きました ありがとうございます